新型コロナウイルス対策としては、上記以外にも、以下のことにこまめに努めています。
・フェイスシールドの着用
・口腔の清潔保持(うがい、歯みがき、舌みがき)
・スマホ、ペン等の携帯品の消毒
・PCキーボードの消毒
・車両ハンドルの消毒 等々・・・
腰部脊柱管狭窄症は、中高齢者ならではの問題とも言える腰の慢性障害です。
背骨(脊柱)が長い間に酷使された結果、背骨を形作るひとつひとつの椎骨が徐々に平たくつぶれてきます。
また、椎骨のふちには、骨棘というトゲ状のものが形成されてきます。
平たくつぶれた椎骨と、そのふちにのびる骨棘によって、背骨の中を通っている脊髄神経の束はしだいに圧迫されるようになります。
そのように神経が圧迫された結果、脊柱管狭窄症の痛みやしびれといった症状が出現します。
この疾患では、腰痛や、脚のしびれや痛みなどの慢性的な症状が生じます(片脚、両脚どちらの場合もあり)。
まれに脚の症状だけ生じ、腰痛は全くない場合もあります。
また、特徴的な症状として、「間欠性跛行」がみられます。
これは、歩くと脚のしびれや痛みが強くなって歩けなくなるが、座ったり前かがみになって一休みするとまた歩けるというものです。
症状が進むと、休まずに歩ける距離がだんだん短くなって、立っているだけでも辛くなることもあります。
階段でつまずく、スリッパが脱げやすいなど足に力が入りにくくなることもあります。
さらに悪化すると、排尿障害や便秘、陰部が焼けるような感覚(灼熱感)などの症状(膀胱直腸症状)がみられることがあります。
このような場合は、手術が必要となることがあります。
腰部脊柱管狭窄症には、狭窄(神経の通り道が狭まり圧迫されること)が起きている部位によって、①神経根型、②馬尾型、③混合型の3タイプに分類されています。
腰、殿部から脚にかけて痛みやしびれ(坐骨神経痛)が生じます。
多くは殿部の外側から脚の外側にかけて痛みます。
多くは片側だけに症状が生じます。
腰を後ろに反らせる姿勢を続けると症状が強くなり、前かがみになると軽くなります。
そのため、歩いていると痛みがひどくなるが、前かがみで休むとまた歩けるという症状(間欠性跛行)がみられます。
左右ともに脚先のしびれやだるさなどの違和感が生じます。
頻尿、残尿感、便秘、会陰部のほてりなど陰部の異常(膀胱直腸障害)が生じることもあります。
前述の間欠性跛行がより顕著にみられることがあります。
神経根型、馬尾型がともに生じる場合、双方の症状が生じます。
なお、このような症状が生じている場合には自己判断をせず、まずは整形外科医の診察を受け、神経痛の原因を突き止める事が重要です。
間欠性跛行(かんけつせいはこう)とは、繰り返し、時々びっこを引いてしまう症状のことです。
この間欠性跛行の原因のひとつに、腰部脊柱管狭窄症があります。
しばらく歩くと、腰から脚の痛みやしびれのために歩けなくなり、前かがみで休むとまた歩けるが、またしばらく歩くと痛みやしびれが生じて歩けなくなる・・・
という症状を繰り返します。
また、閉塞性動脈硬化症という、類似の症状を生じる疾患もあり、鑑別がなされているかは重要です。
休まずに歩ける歩数、時間の長さがあまりに短い場合や、尿が近い、尿が漏れる、尿が出せないといった症状(膀胱直腸症状)が強ければ、手術の必要性があります。
高齢者に多い脊柱管狭窄症や変形性脊椎症においてもリハビリは重要です。お薬や湿布に頼るだけよりも良い効果が期待できます。
変形した腰椎へのストレスを減らすような動作、姿勢の指導や、無理のない範囲での腰、脚のストレッチ、腰を安定させるための腹筋等の強化などが一般的に行なわれています。
※TVや健康雑誌でお勧めの腰痛体操などを、自己判断のみで行なうのは危険なこともあります。
また、腰や背中、脚の筋肉の緊張を緩めることも重要です。
鍼や灸・マッサージでは、原因となっている骨の変形などの異常を治すことはできませんが、
痛みのために緊張を強めている周囲の筋肉をほぐしたり、圧迫され過敏になった神経を鎮めることにより、痛みを和らげることは期待できます。
腰痛や脚のしびれが緩和し、間欠性跛行が生じにくくなった方も少なからずおられます。
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