新型コロナウイルス対策としては、上記以外にも、以下のことにこまめに努めています。
・フェイスシールドの着用
・口腔の清潔保持(うがい、歯みがき、舌みがき)
・スマホ、ペン等の携帯品の消毒
・PCキーボードの消毒
・車両ハンドルの消毒 等々・・・
脊椎圧迫骨折と診断を受けている方への鍼灸マッサージについて
※ここからは弊院の矢野の考えであり、確立された一般論ではありません。
ただ、脊椎圧迫骨折後の方を何名も診ているうちに実感してきたことをもとに、どう診察し、施術すべきかを考えてきました。
私は、脊椎圧迫骨折と診断されている方の痛みを、以下の3つのタイプに分けて考えています。
① 圧迫骨折を生じた椎骨、もしくはその周囲の組織に由来する痛みが主の場合
② 圧迫骨折による円背姿勢により誘発された、殿部(おしり)の筋肉痛が主の場合
③ ①、②の痛みが両方とも生じている場合
このうち、私が少なからず遭遇し、施術による変化が最もみられやすいのは、②の症状です。
圧迫骨折と診断名はついているものの、①に述べたような圧迫骨折の典型的な症状がみられず、
実は殿部(おしり)の筋肉痛ではないかと思われる症状です。
なぜ、圧迫骨折を生じた方に、殿部(おしり)の痛みがよくみられるのか?
それは、円背姿勢での起立、歩行動作によると考えています。
圧迫骨折の結果、円背になることにより、それまでよりも殿部の筋肉にかかる負担が増加することが報告されています。
その負担がくり返されることにより、殿部の痛みが慢性的になってくるものと考えられます。
(※参考文献: 立位保持により大殿筋と大腿直筋に疼痛を認めた円背姿勢を呈する腰椎すべり症術後患者の一症例 池田幸司、他 関西理学療法 8:107-113, 2008)
一方、圧迫骨折を生じた椎骨は、時とともに骨折部が固まり、安定化してきます。
骨折部の安定化とともに、骨折部周囲の痛みもやわらぐようです。
(※骨折後の経過がよくないと、骨折部が固まらずに不安定な状態が続きます(偽関節の形成)。)
よって、圧迫骨折後しばらく経過すると、殿部(おしり)の痛みが主となってくるのではないかと私は考えています。
筋肉の痛みは、鍼灸マッサージが最も活用されている症状のひとつです。
日々、筋肉を酷使するスポーツ選手に鍼灸マッサージが広く浸透しているのも、そのことを示していると思います。
圧迫骨折なんだからもう仕方ない…
出されるのはシップと痛み止めだけ、でも仕方ない…
と、あきらめていませんか?
殿部や腰の筋肉の緊張が緩むだけでも、日常生活が変化することもあります。
もしよろしければ、ぜひご相談下さい。
おためし施術に伺い、状態を詳しく診させて頂きます。
日本レメディー㈱ いきいき鍼灸マッサージ治療院
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